第2回県内企画展作品錬成会【高松②ブロック】
2月11日(日・祝)に高松②ブロックの各校書道部員と顧問の教員が高松南高校に集まり、第2回錬成会を行いました。
今回も参加校は高松第一高校、高松東高校、高松南高校、高松中央高校の4校で、前回に引き続き「灌頂記」の倣書作品の制作に取り組みました。
まず、作品のもとになっている「灌頂記」の書風について改めて見直すため、生徒たちは教員から説明を受けました。
その後、生徒全員で「灌頂記」の大字から特徴的な箇所を臨書することから始めました。
臨書作品を貼り、全員で空海の書の特徴を再認識した後、倣書作品の制作に移りました。
臨書で確認した用筆を活かせるよう、転折や右払いなどを意識し、全体的に丸みを帯びた線で書くようにしていきました。
また、小字についても大字とのバランスを考え、弱くなりすぎないように注意して書くようにしていました。
最後に倣書作品の批評会を行い、前回に比べてより力強くなり、より空海らしい線や字形で書けてきていることを確認しました。
今後は、全体のバランスを考えながら、臨書で学んだ技法を活かし、空海の書の魅力を感じさせる作品になるよう各校で制作を進めていくことになりました。