第1回交流会パート練習会(書道部門)

12月9日(土)に高松桜井高校において、交流会パートの練習会が行われました。

交流会パートの生徒と担当教員が集まり、交流会で行う予定のうちわ制作の練習を行いました。

交流会では、香川県の伝統工芸である「丸亀うちわ」を作品制作に用い、全国から集う書道部員の生徒が事前に揮毫した書を丸亀うちわの竹骨に糊付けし、オリジナルのうちわを制作する活動と、小さな紙に揮毫したものをグループ内で交換し、うちわに貼り付け、寄せ書きの作品にする活動を行う予定です。

 

〇練習を実施して

◆竹骨への糊付け作業

生徒が事前に各校で揮毫した作品を持ち寄り、実際に竹骨に糊付け作業を行いました。

作業をする中で、糊の濃度をどのくらいにすればよいか、竹骨への糊の塗り方をどのようにすればよいか、作品を貼り付ける力加減はどのくらいにすればよいかなど、多くの留意点が見つかりました。

また、乾燥時間についても気候や室温、空調などに左右されるため、どのくらいの時間があれば持ち帰ることができる状態になるのかも考慮しなければならないことが分かりました。

そして、交流会参加生徒がスムーズに作業を行うことができるよう、机上の用具をどのように配置すればよいかも今後検討が必要だと感じました。

 

◆寄せ書き作品の制作

寄せ書き作品についても、実際に生徒がその場で色とりどりの小さな紙に揮毫し、うちわに貼り付けてみました。

生徒たちは楽しみながら文字をしたため、レイアウトを考えながらうちわに貼り付けていました。

 

大会で県外生徒の指導にあたる県内の交流会担当生徒は、指導のスキルを高められるよう、さらに練習を重ねる必要があります。

今後は、3月に実施する第2回練習会で大会当日の進行案に沿ってシミュレーションを行い、スムーズに進められるかを検討していく予定です。

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